子どもが自立して家を離れる季節が寂しい親に伝えたいこと

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桜咲く進学。就職。子どもたちが新しい世界へと旅立つ季節となりましたね。

コロナ禍はまったく誰にも予想できなかった展開で、新入生・新社会人には本当に大変な時代となりました。

若者も親世代も不安な中で一生懸命生活リズムを立て直そうとしています。

そんな中、家から出ていく子どもたちが心配ではない親なんていません。

私の息子や娘の巣立ちはもう10年ほど前になりますが、その頃の経験を書いた記事を読みに来てくださる方々が今でも後を絶ちません。

それほど皆さんご自分の子どもたちが大好きで心配で、旅立ちは嬉しいのに涙が出てきてしまうのです。

今日は子どもの巣立ちの寂しさに打ちひしがれるお母さんに向けて一言、「大丈夫だよ」と伝えたいと思います。

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目次

親子の別れの寂しさや不安は自然なこと

新しい世界に羽ばたく息子や娘の進路への決断やそれまでの努力を、まずは誇りに思いましょう。

そして「おめでとう!」と笑顔で送り出しましょう。

空の巣に残された親が寂しさを感じるのはとても自然なことだと思います。

なぜならそれまでの子育てや親子関係がうまくいっていた証なのですから。

子どもが小さい時は健康や生活習慣や、身の回りのあれこれを世話してきましたよね。

学校生活が始まれば勉強も友達関係も悩みが多くなり、親も子も共に戸惑うことが多かったですよね。

親も始めから親の役割がわかっていたわけはありません。子どもの成長とともに悩みながらぶつかりながら親になっていったのです。

子育ての不安は子育てを終了した後だって続くのです。

良いのです、それで。大丈夫です。

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寂しさは時間が解決してくれる

子どもを思って寂しくて涙が出るなら、我慢せず泣いていいと思います。

一通り泣いてしばらくすると、不思議なことに気持ちが落ち着いてきます。

お母さんって役割を演じている間は、子どもの前で強くなくちゃいけない、しっかりしなくちゃいけないと思い込んでいる・思い込まされている面があったのではないでしょうか?

でもその役割もひとまず卒業で良いと思いますよ。

息子や娘も一人立ちの新しい生活に慣れるまではきっと大変でしょう。

親世帯も子どものいない部屋を見るたびに気が抜けたような感じがするでしょう。

でもそんな空気にも少しずつ馴染んできて、1か月2か月もすると生活リズムも整ってきます。

ゴールデンウィークやお盆休みには実家に帰ってくるかもしれないし、時間の経つのはあっという間です。

寂しい気持ちを癒すには、やはり少しだけ時間経過の力を借りる必要があるようです。

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親子は付かず離れずで大丈夫だから

息子や娘が新しい世界へ旅立ったばかりだと、学業や職場環境の心配よりも普段の日常生活がうまく回っていくのだろうか?という心配のほうが大きいかもしれませんね。

でももう心配のし過ぎは無用です。

なぜなら本人が選んだ道だから。

家を出てみたい、一人暮らしをしてみたいと若者が新しい生活に憧れるのは健全に成長したしるしだから。

もしも何か失敗したり挫折を味わうことがあったり、家に戻って来ることがあったら、それはその時。

戻って来たら迎え入れればいいし、失敗しても責めないで。

子は子の同世代で生きて行ってもらわないといけません。親はいつまでも一緒にはいられないのです。

だから子を思い愛している気持ちは変わらなくても、付かず離れず、ちょうど良い距離感を保ってお互い元気に生活していけばいいと思うのです。

だから大丈夫。

あなたもあなたの子どもも大丈夫。

寂しかったら泣いてもいいから、前を向いて次の一歩を踏み出しましょう。

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